ヘルスケアを行いアクティブな女性達

高齢化社会が進む現代では、婦人科のニーズも高まっています

排卵前に装着、子宮内避妊具で受精や着床を回避

子宮内避妊具とは、避妊するために子宮内に装着する器具のことです。妊娠するしくみは、女性のが生理になる12~14日前に起こる、卵巣が卵管に向かって卵子を放出する排卵から始まります。排卵の前後に性交渉を行い、膣内に射精された精液が子宮頚部を上がり、卵管に到着、そして卵管の中で精子と卵子が結合することで受精します。受精した卵は卵管から子宮内にたどり着き、着床します。着床すれば妊娠、胎児に成長していくのです。

この妊娠のしくみを利用して作られたのが子宮内避妊具です。子宮内避妊具の原理は、子宮内の環境を変えることで、受精卵が子宮内膜に着床することを防ぐというものです。そのことで妊娠には至りません。子宮内避妊具はいくつか種類があり、中には銅が付加されているものがあります。銅が付加してある器具は、精子の動きを抑え、精子と卵子の受精を防ぐことができるため、避妊効果が高いといわれています。

子宮内避妊具は産婦人科で装着することができます。生理後から次の排卵が起こる前、だいたい生理後の7日以内に装着します。一度装着することで、数年にわたり避妊が可能になるところがメリットといえます。また、女性が主体で避妊ができるところ、授乳中も装着可能なところなどがメリットといえます。

逆に子宮内避妊具のデメリットとしては、医師に依頼しなければ器具をはずすことができません。器具をはずせば妊娠が可能になります。装着後は生理時の月経量が増えたり、出血や腹痛、貧血などの症状があらわれる場合があります。器具は永久的なものではないので、継続したい場合は数年おきに交換する必要があります。特に、妊娠や出産を経験していない女性の場合は、信頼できる産婦人科で受診することが大切です。